Beautifuru Islands [映画]
気候変動により今影響を受けている3つの島を中心に構成された映画です。
共通点は、水。
ツバル、ベネチア、シシマレフ。
ツバルは、一番最初になくなる島と言われている。
でもここに住む人たちは、まさか神様はそんな事する訳ない！と信じて毎日を幸せに過ごしているの。
ベネチアの満潮時の映像はちょっと驚きました。
1m以上の水が島の90％以上浸水していた。
シシマレフでは永久凍土が徐々に犯され、家毎海に飲まれて行く。
狩りで生計を立てている住民だが、氷が薄く事故にあいやすくなってきている。
ナレーションやBGMが無く、この作品をみてどう感じのか？
観た人たちに考えさせるのだ。
情報を与え観たものの気持ちをゴールまで強制的に連れて行く映画もあるが、
目や耳から得た情報をどう調理するかは自由というこういう映画は好きだ。
押し付けがましくない。
ただ、ゴールを示してほしい人には退屈な映画となるだろう。
ある意味こういう映画は「懸け」だと思う。
賛否両論激しいからだ。
でもそれで丁度いいのじゃないか？とも思う。
それが成功だと思う。
人がどう感じるのは自由で２つに分かれるのは大事なことだ。
多くはないが、それなりにインタビューも入っていてその少ない言葉から彼らの心が察しがつく。
それは人間に備わっている感覚的なものであり、充分な情報である。
映像がキレイでね。旅に出かけた様な感覚になれるのが幸せだ。
構成として3つのテーマを一つにまとめるのには大変だ。
個人的にこの作品を2度鑑賞していて、一度目と編集が異なる。
今回の作品からベネチアの部分が若干長いと感じ、要らないカットがある様に思う。
シシマレフは完璧だ。
最後にツバルに戻るのだが、もっとカットしてもいいかもしれないなと思った。
こういう作品が多くの人に認められることを強く望んでいる。
---
2009年 日本
海南友子監督
http://www.beautiful-i.tv/
共通点は、水。
ツバル、ベネチア、シシマレフ。
ツバルは、一番最初になくなる島と言われている。
でもここに住む人たちは、まさか神様はそんな事する訳ない！と信じて毎日を幸せに過ごしているの。
ベネチアの満潮時の映像はちょっと驚きました。
1m以上の水が島の90％以上浸水していた。
シシマレフでは永久凍土が徐々に犯され、家毎海に飲まれて行く。
狩りで生計を立てている住民だが、氷が薄く事故にあいやすくなってきている。
ナレーションやBGMが無く、この作品をみてどう感じのか？
観た人たちに考えさせるのだ。
情報を与え観たものの気持ちをゴールまで強制的に連れて行く映画もあるが、
目や耳から得た情報をどう調理するかは自由というこういう映画は好きだ。
押し付けがましくない。
ただ、ゴールを示してほしい人には退屈な映画となるだろう。
ある意味こういう映画は「懸け」だと思う。
賛否両論激しいからだ。
でもそれで丁度いいのじゃないか？とも思う。
それが成功だと思う。
人がどう感じるのは自由で２つに分かれるのは大事なことだ。
多くはないが、それなりにインタビューも入っていてその少ない言葉から彼らの心が察しがつく。
それは人間に備わっている感覚的なものであり、充分な情報である。
映像がキレイでね。旅に出かけた様な感覚になれるのが幸せだ。
構成として3つのテーマを一つにまとめるのには大変だ。
個人的にこの作品を2度鑑賞していて、一度目と編集が異なる。
今回の作品からベネチアの部分が若干長いと感じ、要らないカットがある様に思う。
シシマレフは完璧だ。
最後にツバルに戻るのだが、もっとカットしてもいいかもしれないなと思った。
こういう作品が多くの人に認められることを強く望んでいる。
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2009年 日本
海南友子監督
http://www.beautiful-i.tv/
北野さんも「ブーイングが起こることこそがいいこと」
みたいなこと言ってたよね。
それこそが反応だって。
100％の絶賛なんてあり得ないものね。
答えのない映画。考えさせられる映画。
私はとても好き☆
by GRACE (2010-07-18 10:57)
GRACEちゃん
アート作品を見て、自分なりに解釈してそれをみんなで語り合うのがいいよね。フランス人はそうやって楽しむようだけど、日本人は何となく人と違った解釈感想だとちょっと恥ずかしかったりマイノリティー感を感じちゃう傾向にあると思うんだ。
でも感じ方は人それぞれだからいいよねぇ！
キレイな作品だったよ！カナダでも上映したら観て欲しいな。
by カエル (2010-07-19 08:21)
うん、この映画も観てみたいな。
以前、拙ブログでもヴェネチアのこと書きましたが、
（満潮のときの写真はないけどね）
本当にヤバいんだ。
フランス語の翻訳家やってる友人が言ってたんだけど、
映画はフランスでは「芸術」。
でも、日本では、あくまでも「娯楽」。
漫才と同じようなものにしか考えられてない。
だから、たけしは、そういうふうにしか見られない。
フランスじゃ、驚くほどリスペクトされてるのにね。。。
by cjlewis (2010-07-19 09:49)
cjlewisさん
あそこまで！と思いました。
あの広場で水がジャバジャバになっている映像はTVなどで見ていたけど、ジャバジャバどころじゃない！子供プールくらいでした。
もっとね、自分なりの感じ方考え方を持っていいと思うの。
それを語り合う、けして言い合うのではなく、そしてわかり合う、
相手の意見を聞いて尊重して、楽しむこと。
私も、自分と違う感覚の人がいると、ちょっと怖いなっておもうこともあるけれど、それをおもしろいなって思う様に少しずつ練習しているところなの。
by カエル (2010-07-19 10:37)
金沢散歩道からhanaです。
この映画、私が最近好きで聞いているTokyoFMのラジオ番組のポッドキャストでも取り上げられていて、監督さんがゲストに来て色々お話されていましたよ～。
私は日本にいないので、残念ながらこの映画は見ることはできませんが、面白そうだな、と思っていました。
ポッドキャストもおもしろかったので、よろしければぜひ↓
http://www.tfm.co.jp/podcasts/museum/
by hana (2010-07-24 03:46)
hanaさん
コメありがとう！
ラジオにもでていたんだ！宣伝ばっちしだね。
きれいな映画だったよぉ。
観てもらいたいな。
by カエル (2010-07-27 22:58)